スイングの安定感を高める「お尻のストレッチ」
ゴルフのスイングを安定させ、飛距離を伸ばすためには、下半身の柔軟性が重要です。特に「お尻」の筋肉はスイングの回転動作を支える役割を果たしており、硬くなるとスムーズな体重移動やパワーの伝達が難しくなります。今回は、ゴルファーにおすすめのお尻のストレッチを紹介します。
お尻が硬いとゴルフのスイングにどんな影響がある?

お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋・小臀筋)は、ゴルフスイングにおいて以下のような重要な役割を担っています。
- 下半身の安定性を向上させる → スウェーや上下動を抑える
- 股関節の可動域を広げる → 腰の回転がスムーズになる
- 体重移動をスムーズにする → 効率的なパワー伝達が可能に
- スイング時の腰や膝への負担を軽減する → 怪我のリスクを減らす
お尻の柔軟性が低いと、
- バックスイングで腰が回りきらず、手打ちになりやすい
- ダウンスイングで下半身リードがしづらくなり、飛距離が落ちる
- 体が流れやすくなり、スライスやダフリの原因になる
といった問題が発生しやすくなります。
では、どのようにお尻を柔らかくすればよいのでしょうか?
ゴルファーにおすすめ!お尻のストレッチ3選

1. 仰向けでできる「ピジョンストレッチ」
お尻の奥の筋肉(梨状筋)をしっかり伸ばし、股関節の可動域を広げるストレッチです。
やり方
- 仰向けに寝て、片方の足を反対側の太ももに乗せる。
- 乗せた足の膝を外側に開く。
- もう片方の足を両手で抱え、胸の方に引き寄せる。
- お尻の伸びを感じながら、20〜30秒キープ。
- 反対側も同様に行う。
ポイント
- 背中が浮かないように意識する。
- 無理に引き寄せず、心地よい伸びを感じる範囲で行う。
ゴルフへの効果 → 下半身の回転がスムーズになり、スイング時の「詰まり感」を解消!
2. 「4の字ストレッチ」

スイング中の股関節の柔軟性を高める効果が期待できます。
やり方
- 床に両足を伸ばして座る。
- 片方の足を曲げ、反対側の膝の上に乗せる。
- 伸ばした足と曲げた足の形が「4」の字のようになっていることを確認。
- 背筋を伸ばし、上体を前に倒す。
- お尻の筋肉を意識的に伸ばす。
ポイント
- 背筋を伸ばしたまま、股関節から折り曲げるイメージで行う。
- 痛みを感じる場合は、無理せず浅めの角度で行う。
ゴルフへの効果 → 腰の回転がスムーズになり、バックスイングの可動域が広がる!
3. 「ねじりのポーズ」

スイング時の回旋動作に必要な柔軟性を高めるストレッチです。
やり方
- 仰向けに寝て、片膝を立てる。
- 立てた膝を床に倒す。
- 両肩が床から浮かないように意識する。
- 20〜30秒キープし、反対側も同様に行う。
ポイント
- ねじりを深める際は、ゆっくり呼吸をしながら行う。
- できる範囲で無理なく続けることが大切。
ゴルフへの効果 → ダウンスイングで下半身リードがしやすくなり、力強いスイングが可能に!
まとめ:お尻を柔らかくしてスイングの安定感アップ!
お尻の柔軟性を高めることで、スムーズな回転動作が可能になり、飛距離やスイングの安定感が向上します。
特にスイング時の「腰の詰まり感」「回りづらさ」を感じている方は、お尻のストレッチを習慣にすることで、より快適にゴルフを楽しめるはずです。
毎日のストレッチを習慣にし、しなやかな体を作っていきましょう!
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