プロゴルファーが絶対に言葉にできない“感覚”の話
1. :なぜプロの言葉を真似してもうまくならないのか?
多くのアマチュアゴルファーは、プロのアドバイスを聞いてもなぜか思うように上達できません。「もっとクラブを走らせて」「体を開かずに」「ボールを運ぶように」など、プロが口にする言葉は具体的なようで、実際にやってみるとピンとこないことが多い。
その理由は単純です。プロは「感覚」でプレーしているからです。
プロゴルファーのスイングは、長年の経験と訓練によって「無意識に」形作られたものです。そのため、本人ですら正確に言語化できない部分が存在します。
では、どうすればアマチュアゴルファーがプロの感覚を理解し、自分のものにすることができるのでしょうか?
2. 言葉にしにくい“プロの感覚”とは?
プロゴルファーは、スイングの細かい部分を言葉ではなく「体の感覚」で理解しています。代表的なものをいくつか挙げてみましょう。
① インパクトゾーンの「一瞬の間」
プロが「球を押し込む」「インパクトに“間”を作る」と言いますが、この感覚を言葉だけで理解するのは困難です。実際には、クラブがボールに当たる瞬間に手元がわずかに遅れて動くことで、最大のエネルギーを伝える感覚が生まれています。
② 「クラブが勝手に動く感覚」
プロは「クラブを振る」という意識ではなく、「クラブが自然に走るのを感じる」と言います。これは、正しいリリースのタイミングを体得しているからこそ得られる感覚です。20才を超えて感覚を得るというのは、相当難しいと断言出来ます。
③ スイング中の“力の抜き方”
「力を抜け」と言われても、単に脱力すると逆に不安定になります。プロは力を抜くのではなく、「必要な部分だけに適切な力を入れる」ことでスムーズなスイングを実現しています。特に、インパクト時に力を入れろという言葉がよく使われていますが。
そんな事は普通の人が脱力を意識しても不可能です。
④ 「ボールを運ぶ」 vs 「ボールを打つ」感覚の違い
プロは単にボールを打つのではなく、クラブの動きを意識しながら「ボールをターゲットに運ぶ」ようにスイングします。この感覚を理解するには、クラブの重さやスイングのリズムを体で覚える必要があります。
遠心力と求心力を意識することが重要なのですが、そこにはゴルフクラブの特性と体の使い方の特性を学ぶ事が重要です。
3. プロはどうやってこの感覚を身につけたのか?
では、プロはどのようにしてこの感覚を習得したのでしょうか?
- 幼少期からの自然な運動:野球やテニス、スキーなどの経験を通じて、体の使い方やバランス感覚を身につけている。
- 無意識に反復練習:何万回ものスイングを繰り返す中で、体に染みついた感覚。
- フィードバックをもとに調整:映像を見たり、コーチからの指摘を受けて、自分の感覚と実際の動きをすり合わせる。
プロはこれらを長年かけて積み重ねていますが、20歳を超えたアマチュアが同じ方法で身につけるのは難しいでしょう。
4. 20歳を超えても“感覚”を磨く方法(ロンフィックの活用)
20歳を超えると、神経系の発達が落ち着き、新しい運動感覚を身につけるのが難しくなると言われています。しかし、適切な刺激を与えれば、感覚を鍛えることは可能です。
ここで重要なのが、**「作用と反作用」**の関係を利用することです。
スイングは「クラブを振る」のではなく、クラブを通じて自分の身体に“反作用”を感じるものです。プロはこの反作用を敏感に察知し、それをスイングの軌道やリリースに活かしています。
この「作用と反作用」を強調し、神経と脳に直接刺激を与えるトレーニング機器が**「ロンフィック」**です。
ロンフィックが生み出す「感覚のトレーニング」
✔️ 等速性トレーニング → ヘッドの動きに合わせて体を連動させる感覚を養う
✔️ 等尺性トレーニング → 「クラブを操作しない」感覚を身につける
✔️ リハビリモード → 無駄な力みを抜き、スムーズな動きを習得
つまり、ロンフィックを活用すれば、「プロが無意識に感じている感覚」を意識的に学習できるのです。
5. アマチュアがこの感覚を理解するには?
言葉では伝えられない感覚を習得するには、「体験」することが最も重要です。
- クラブを逆さまに持ってスイング → ヘッドの重さを感じ、リリースのタイミングを覚える
- バランスディスクの上でスイング → 下半身の安定感を意識し、力の入れどころを理解する
- ハーフスイングでスピードを上げる → クラブの走りを体感する
6. まとめ:言葉にできないものをどうやって身につけるか?
プロの感覚を言葉だけで理解するのは難しい。しかし、**「作用と反作用」**の仕組みを利用し、適切なトレーニングを取り入れることで、アマチュアでもその感覚を身につけることができる。
特に、ロンフィックを活用すれば、プロの感覚を「体験」しながら学ぶことが可能です。
ゴルフの上達は「知識」ではなく「感覚」の世界。
言葉で理解できなくても、正しい刺激を受け続けることで、新しいゴルフの世界が見えてくるはずです。
ご覧いただきありがとうございました。
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