木の下にボールが行ったとき、あなたはどうしますか?
「枝の間を狙えば出せそう…」
「かっこよく一発で出して、ピンに寄せたい!」
その気持ち、めちゃくちゃわかります。
でもちょっと待ってください。
その1打、スコアを崩す原因になっていませんか?
ゴルフ歴13年、これまで100切りできなかった41人の生徒を
たった6〜8ヶ月で100切り達成に導いてきた僕が、
”木の下で“絶対にやってはいけない判断”と、
“スコアを守る最適な選択肢”
をどこよりもわかりやすく解説します!
読み終わるころには、
「木の下=ピンチ」じゃなくて「ここが勝負どころ」と思えるようになりますよ!
木の下に行ったとき、やってはいけない判断
よくある「無理な一打」で大トラブル
ボールが木の下に転がっていったとき、多くのゴルファーがやりがちなのが、
「あ、これいけるっしょ!」
という“希望的観測ショット”です。
でも冷静になってください。
木の下って、スイングがまともにできないことがほとんどです。
上には枝、横にも葉っぱ。なのに、
「スライスかけて枝の間を抜けてグリーンオン!」
みたいなプロ顔負けの技をやろうとして、結果……
👉 枝に当たって元の位置より奥へ
👉 木の根っこに跳ね返ってOBへ
👉 バンカー手前の木にガチン
はい、地獄です。
無理な一打で大トラブルになるくらいなら、
素直にフェアウェイに出すのが一番の得策です。
「カッコつけたい」がスコアを崩す原因
ゴルフって、
ちょっと“見栄”張りたくなるときありませんか?
特に同伴者が上手かったり、気になる相手だったりすると、
「ここでナイスリカバリー決めたら、ちょっとカッコいいかも…!」
なんて気持ちになるのも、すっごく分かります。
でも、正直に言いましょう。
そのカッコつけ、だいたいスコアを壊します。
ゴルフって、「カッコいいプレー」より「ミスをしない選択」が大切なんです。
木の下から無理に狙ってOBになったり、変な当たりで木に当たってトリプルボギー……
なんて経験、誰しも一度はしてます(僕も死ぬほど経験あり)。
だからこそ、
「今はフェアウェイに戻すだけでOK」って判断が一番賢いんです。
その選択ができたあなたは、実はめっちゃカッコいいです。
まずは状況を落ち着いて確認しよう
木の下にボールが行っちゃったとき、焦りますよね。
「やば、これどうしよう…」
「早く打たなきゃ…後ろつまってるし…」
ってなるの、めっちゃ分かります。
でも、焦って打つと大体ミスります。
まずは深呼吸して、ゆっくり周りの状況を確認してみましょう。
ボールの位置とスタンスが取れるかチェック
まず一番大事なのはここ。
- ちゃんとボールが見えてるか?
- そこに立って、スイングの構えができるか?
木の根っこに埋まってたり、枝が足元にかかってたりすると、
そもそも打てません。
たとえば、片足だけラフで不安定だったり、
前傾姿勢が取れなかったりすると、ナイスショットどころじゃないです。
「とりあえず打ってみよう!」は危険。
まずは“打てる体勢が作れるか”をちゃんと見ましょう。
枝や葉がスイングの邪魔にならないか?
構えられたとしても、油断大敵。
枝や葉っぱが、
スイング中にクラブに当たりそうじゃないですか?
上がガッツリ覆われてるなら、
フルスイングしたら
「ガサッ!」って音とともに真下へポトン…
という未来が見えてきます。
特にフォロースルー(打った後の動き)
のときに枝に引っかかると、
ボールは思った方向に飛びません。
なので、スイングがちゃんと振り抜けるスペースがあるかも、
忘れずチェックしましょう!
打てそうでも“高さ”に要注意
ここ、めちゃくちゃ落とし穴ポイントです。
たとえ構えられて、スイングできそうでも…
そのボール、ちゃんと「上を抜ける高さ」で打てますか?
低く打つつもりが、思ったより球が上がって枝にガツン!
ってなるのがゴルフあるあるです。
特に普段から高さを気にしてないと、
「9番アイアンでパンチショットしたつもりが、フツーに上がって枝直撃」
みたいなことになります。
だから、
使うクラブの“いつもの高さ”をイメージするのが超大事。
心配なら、あえて“転がす選択”をするのも全然アリです!
最適解は「フェアウェイに出す一打」
「木の下から奇跡のリカバリー!」
……よりも大切なのが、
「ちゃんとフェアウェイに戻して、次でグリーンを狙える状況を作ること」です。
無理な1打で事故るより、
1回落ち着いて“刻む”選択のほうが結果的にスコアは良くなります。
リスクを減らすクラブ選び(例:7番アイアンや9番など)
木の下からフェアウェイに出すとき、まず考えたいのがクラブ選び。
例えばこんな感じ👇
- 9番アイアンやピッチングウェッジ
→ 球が上がりにくく、短くてコントロールしやすい - 7番アイアン
→ 少し距離を出したいときに便利(でも高さに注意)
とにかく大事なのは、
「上にぶつけないクラブを選ぶ」こと!
「距離を稼ごう」
として5番アイアンとか使って高さが出てしまうと、
枝バキッ→ボールその場に落下→心も折れるコースです。
少しでもリスクを減らすには、
短めのクラブ&低めの弾道で“転がして”出すのが基本です。
「次でグリーンを狙える場所に出す」が正解
ただの“フェアウェイに出す”でも、考えなしに真横に出すのはもったいない!
理想は、
「次の一打でグリーンが狙えるポジション」にボールを出すこと。
つまり、“計算された一打”です。
たとえば:
- 木を避けて右方向へ30ヤード出すと、次はピッチングでグリーン狙える
- 逆に左に出すと次が木越えになる
→ NG
というように、
「次をどう打ちたいか?」を想像してから打つのがコツです。
このちょっとした“想像力”が、ゴルフ上達の近道なんです。
プロでも刻む!勇気ある撤退のススメ
最後に声を大にして言いたいのがこれ。
プロでも刻みます。
テレビで見るプロゴルファーたちも、
トラブルになったら無理せずフェアウェイに出します。
なぜなら、
「無理して1打で出すより、確実に次につなぐほうがトータルでスコアが良くなる」
って知ってるから。
逆に、アマチュアが無理して大叩きするのは“あるある”です。
「出すだけの一打って、ちょっとカッコ悪い…」
と思うかもしれませんが、それができるあなたは超カッコいい。
勇気ある撤退は、スコアを守る最高の技術です。
練習場ではできない!木の下対応のポイント
正直、練習場では木の下から打つ練習ってできません。
だって木、ないですからね(笑)
だからこそ、ちょっとした知識と準備が超大事。
「こういうとき、どう打てばいいのか?」
って知っておくだけでも、現場で慌てなくなります。
低い球(パンチショット)の打ち方を知っておこう
木の下からの脱出でよく使うのが「パンチショット」っていう低い球。
名前はカッコいいけど、やり方はめちゃシンプルです👇
パンチショットの打ち方(かんたん版)
- ボールをいつもより右寄り(真ん中〜右足寄り)に置く
- クラブは短く持つ(グリップを少し下げる)
- フィニッシュは小さく。打った後に腕を高く振り上げない!
この3つを意識するだけで、自然と低い球が出ます。
パンチショットは「飛ばす」じゃなく
「転がす」目的なので、フルスイング厳禁。
あくまで“出すだけ”を確実に、が基本です。
普段からクラブごとの“高さ”を覚えると◎
もう一つ大事なのが、
「このクラブだと、どれくらい球が上がるのか?」
を感覚で覚えておくこと。
たとえば、
- 7番アイアン
→ 普通に打つとけっこう上がる - 9番アイアン
→ 意外と高さ出ちゃう - 5番アイアン
→ 弾道は低めだけど難易度高い
みたいな“クラブごとの性格”を普段から知っておくと、
「木の下=とりあえず短いクラブ」
ではなく、その状況に合った選択ができるようになります。
これ、ラウンド中にめっちゃ役立ちます。
打ちっぱなしでは高さって見えにくいけど、
コースで「今の球、意外と上がってたな」って意識しておくだけでも違いますよ!
まとめ:木の下は「安全に出す」が正義!
木の下にボールが行くと、ついつい焦ったり、「1発で出してやる!」って無理な勝負をしがちです。
でも実は、
こういう“トラブルショット”こそ、ゴルフの真の実力が出るポイント。
ポイントおさらい💡
- 無理な1打はトラブル連鎖の始まり!
- 落ち着いて状況確認 → フェアウェイに出すのが最適解
- パンチショットなどの“低い球”も知っておくと◎
- プロでも普通に刻む!だからあなたも堂々と刻んでOK!
正直、「木の下から出すだけの一打」って地味です。
でも、それができる人こそスコアが安定して、信頼されるゴルファーです。
「木の下行っても大丈夫だな」って自信がつけば、もっと自由に攻められるようになりますよ!
焦らず、慌てず、一打を大事に。
そんなゴルフ、カッコいいですよね。
それでは、ナイス判断&ナイスリカバリーを!⛳✨
インスタグラムは僕が実際に使用させていただいているゴルフクラブを載せています!
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