股関節トレーニングでゴルフの飛距離アップ!
ゴルフを上達させたい方、特に飛距離を伸ばしたいと考えている方にとって、“股関節の可動域“は最も重要なポイントの一つです。今回は、ゴルフにおける股関節の役割と、具体的なトレーニング方法を図解付きで解説します。
1. 股関節とは?

股関節は、腰の骨と太ももの骨をつなぐ部分で、「球関節」とも呼ばれる非常に自由度の高い関節です。
股関節は上下、左右、回転といった多方向への動きが可能で、この柔軟性がゴルフスイングにおける力強い回転動作を支えています。プロゴルファーの美しいスイングは、股関節の柔軟性とパワーに支えられていると言っても過言ではありません。
2. 股関節の役割とゴルフへの影響
ゴルフスイングでは、股関節が体幹の回転力を効率的に腕やクラブへと伝達する役割を果たします。
股関節がうまく働くことで、以下のようなメリットがあります:
- 飛距離の向上: スイングスピードが上がり、ボールにより強い力を伝えられる。
- スイングの安定: 軸がブレにくくなり、再現性が高いフォームが作れる。
- ケガ予防: 無理な動きを減らし、腰や膝への負担を軽減。
しかし、日常生活では股関節をフルに使う動きは少なく、意識してトレーニングを行わないと動きが鈍くなります。
3. 股関節を鍛えるトレーニング
股関節の柔軟性や強さを高めるためには、以下のようなエクササイズが効果的です。
- スクワット
- 前方に手を伸ばし、直立した姿勢からゆっくりと股関節を曲げていきます。
- ポイント: 膝ではなく股関節で体重を受け止めるイメージで行い、膝がつま先より前に出ないように注意。
- 回数: 15回を目安に。
- フロントランジ
- 直立姿勢から片足を前方に踏み出し、膝を90°に曲げます。
- ポイント: 踏み出した膝がつま先より前に出ないよう注意。
- 回数: 片足10回ずつ。
- サイドランジ
- 直立姿勢から横に大きく踏み出します。
- ポイント: 膝とつま先が同じ方向を向くようにし、股関節で体重を受け止めます。
- 回数: 片足10回ずつ。
- ヒップアダクター
- 横向きに寝て、片足を上方にゆっくり持ち上げます。
- ポイント: 股関節周りの筋肉を意識して動かす。
- 回数: 各足10回。
- ローテーション
- 片膝を90°に曲げて立ち、膝を大きく回します。
- ポイント: 内回しと外回しを交互に行う。
- 回数: 各方向10回ずつ。
4. トレーニングで得られる効果
これらのトレーニングを継続することで、以下の効果が期待できます:
- スイングに必要な柔軟性とパワーが向上
- 股関節の可動域が広がり、安定感が増す
- 飛距離アップだけでなく、方向性の安定も実現
トレーニングのオススメ動画
トレーニングを行う際は、お腹を軽く引き締めて体幹を安定させることを意識しましょう。これにより、ゴルフスイングの軸がブレにくくなり、さらに効果的です。
おわりに
股関節の柔軟性と強さは、ゴルフのパフォーマンスを大きく左右します。今回紹介したトレーニングをぜひ日常に取り入れ、飛距離アップと安定したスイングを手に入れましょう!
さらに詳しいアドバイスが欲しい方は、専門のトレーナーやゴルフフィットネス施設で身体の動きをチェックしてもらうのもおすすめです。
ご覧いただきありがとうございました。
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