「手首を返すと飛ぶ」は本当？飛距離アップの真実

こんにちは、Hirokiです！

ゴルフを通じて多くの方に学びをいただき、支えられてきました。

その中で、ゴルフにおける「常識」が必ずしも正しいとは限らないことに気づくことがありました。

今日はその一例として、多くのゴルファーが信じている 「ヘッドスピードを上げるためには手首を返すべきだ」 という考え方についてお話しします。

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「手首を返す」という表現の誤解

よく聞く「手首を返す」という表現。

実際に「手首を返せば飛ぶ」と考えている方も多いでしょう。

しかし私は、この考えには大きな誤解があると思っています。
手首は「返すもの」ではなく、正しいスイングができれば「自然に返るもの」です。

無理に手を操作してしまうと、方向性が乱れるだけでなく、スイング全体のバランスが崩れてしまいます。

特に、スイングの中でも重要な「ビジネスゾーン」では、手首を操作しようとせずに正しい軌道でクラブを動かすことが重要です。

このゾーンでの動きが整えば、ヘッドスピードと方向性の両方が改善されます。

では、手首を積極的に返さずに飛距離を伸ばすにはどうすればよいのでしょうか？

そのカギは、スイング全体の効率を高めることにあります。具体的には以下の3つのポイントを意識してみてください。

ビジネスゾーンを意識する
インパクト直前から直後の動きが、飛距離と方向性を大きく左右します。このゾーンを極めるためには、ハーフショットの練習がおすすめです。クラブを腰の高さまで上げて振ることで、手首を無理に使わずに正しいフェースの動きを体感できます。
体全体でスイングする
飛ばすためには、腕や手首の力だけでなく、下半身や体幹の力を活用することが重要です。体全体を連動させることで、最大限のエネルギーをボールに伝えられます。
インパクトの質を高める
野球でも「芯で捉える」ことが飛距離につながりますが、ゴルフも同じです。クラブフェースのスイートスポットでボールを捉えることが飛距離アップの大前提です。

ゴルフのスイング理論は多種多様ですが、本質的な部分はとてもシンプルです。

私は特に「ハーフショット」がゴルフスイングの基本を学ぶのに最適だと考えています。

ハーフショットを練習することで、以下の効果が得られます：

ゴルフにおいては、「ハーフショットで手首を返さずにまっすぐ打つ」という基本が身につけば、それだけでスイング全体が整っていきます。

私自身、高校生の頃は「手首を返せば飛ぶ」と信じ、無理にこねるようなスイングをしていました。

しかし結果は散々で、飛距離はまったく伸びませんでした。

その後、スイングの基本に立ち返り、ハーフショットを練習する中で、「手首を使わなくても飛ばせる」という感覚をつかみました。

むしろ、手首を積極的に使わない方が方向性が安定し、結果的に飛距離も伸びるようになったのです。

スイング理論は多岐にわたり、正解がひとつではないからこそ、迷いやすいものです。

しかし、基本を押さえれば迷いは減ります。

ゴルフの本質はシンプルで、結局は「ハーフショットの質を高めること」に行きつきます。手首を無理に使わず、正しい動きを意識して練習することで、スイングは大きく改善されるはずです。

ご覧いただきありがとうございました。
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