「なんだかスイングが毎回バラバラ…」
「力いっぱい振ってるのに、全然当たらない…」
そんなゴルフの悩み、抱えていませんか?

実はその原因、“振りすぎ”によるスイングのブレかもしれません。
ゴルフを長年やってきた人でも、「フルスイング=正解」と思い込んでしまって、
毎回全力で振って、かえってミスが増えている…なんてケース、よくあります。
そんな中で注目したいのが、プロゴルファー・片山晋呉選手の「ハーフスイング」。
▼ポイントはここ!
- 小さな動きで軸を安定させる
- ミート率がグンと上がる
- 自分のスイングリズムが整う
片山選手はツアー通算31勝を誇るトッププロ。
その安定したスイングの“土台”には、このハーフスイング練習があるんです。
この記事では、そんな片山晋呉選手の練習法から
「なぜハーフスイングが効果的なのか?」
を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
そもそもハーフスイングってなに?
フルスイングとの違いは「振り幅」
「ハーフスイングって、結局なにをすればいいの?」
と思う方も多いかもしれません。
ハーフスイングとは、その名のとおり“スイングの半分”の動きのこと。
クラブをフルに振り切るのではなく、トップ(振り上げた位置)をコンパクトにして、
クラブヘッドが肩の高さくらいで止まるようなスイングを指します。
特に、スイングの再現性や安定感を高めたい人にはピッタリの練習法です。
ハーフスイングの3つのポイント
初心者でも意識しやすいように、ポイントをまとめるとこちら!
- テークバックはコンパクトに
→ クラブが腰〜肩の高さくらいになるのが理想。 - フォロースルーもコンパクトに
→ 振り終わりも大きく振りすぎず、体の前で止めるイメージ。 - 軸がブレず、バランスがとりやすい
→ 無理なく体重移動でき、スイング全体が安定しやすくなります。
つまりハーフスイングは、
「振り回す」スイングではなく「正確に当てる」ための基礎練習というわけですね!
この後は、「なぜ片山晋呉選手がハーフスイングを重視しているのか?」を、さらに深掘りしていきます。
なぜ片山晋呉はハーフスイングを重視するの?
プロの中でも特に“緻密なゴルフ”で知られる片山晋呉選手。
彼の練習風景を見てみると、フルスイングよりもハーフスイングが多いことに気づくはずです。
では、なぜ彼はそこまでハーフスイングにこだわるのでしょうか?
その理由は、大きく分けて2つあります。
理由①:スイングの再現性が高まる
片山選手の練習スタイルで特に重視されているのが、
「毎回、同じスイングを繰り返すこと」
スイングが毎回バラバラだと、どれだけ力強く振れても意味がありませんよね。
その点、ハーフスイングは体の動きがコンパクトなので、
スイング軌道がブレにくくなり、再現性がグッと高まります。
毎回同じリズム・同じ動きで振ることで、
“ミスしにくいスイング”を体に覚えさせることができるんです。
理由②:リズムとテンポを整える
片山選手のプレーを見ていると、いつも淡々としていてスイングが崩れない印象がありますよね。
それは、自分のリズムやテンポをとても大切にしているからです。
ハーフスイングはフルスイングより動きがゆっくりなので、
自分のリズムを意識しやすく、テンポの乱れを修正しやすいのが大きなメリット。
特に試合中など、緊張感のある場面でもリズムを保てるようになるため、
ハーフスイングは“心を整えるルーティン”のような役割”も果たしています。
初心者こそ、ハーフスイングから始めよう!

いきなりフルスイングよりも効果的!
ゴルフを始めたばかりの頃って、つい
「思いっきり振った方が飛ぶんじゃないか」と思って、
いきなりフルスイングしがちですよね。
でも実はそれ、ゴルフ上達の落とし穴なんです。
初心者にありがちな“フルスイングの暴れ打ち”は、軸がブレたり、フェースが開いたりして、
ボールにしっかり当たらず、スライスやチョロの原因になってしまいます。
そんなときにこそ効果的なのが、「ハーフスイング」。
動きが小さい分、フォームの基本を固めやすく、ミスの原因にも気づきやすいんです。
ハーフスイングの練習で得られる3つの効果
- ミート率がアップする
→ 小さな動きで正確に当てる感覚が身につく! - フェースの向きが安定する
→ クラブのコントロールがしやすくなり、変な曲がりが減る! - 無駄な力みがなくなる
→ コンパクトに振ることで、リラックスしたスイングに!
「上手い人ほど、ゆっくり振っているように見える」
って感じたことありませんか?
それって、力任せじゃなく“効率的な動き”でスイングしているからなんです。
だからこそ初心者のうちは、いきなりフルスイングに頼るよりも、
まずはハーフスイングで“正しい当たり方”を覚える方が、結果的に早く上達できます!
次は…ハーフスイング練習のやり方【3ステップ】
それではいよいよ、実際にどうやってハーフスイングを練習するのか?
片山晋呉選手の練習スタイルも参考にしながら、3ステップでやさしく解説していきます!
ハーフスイング練習のやり方【3ステップ】

ここからは、初心者でもすぐに取り組める「ハーフスイング練習の3ステップ」をご紹介します!
「なんとなく小さく振る」
では意味がないので、ひとつひとつの動作を丁寧にやってみてくださいね。
ステップ①:クラブは7番アイアンがおすすめ!
まず使うクラブは、7番アイアンなどのミドルアイアンがおすすめです。
ドライバーやロングアイアンだと、
振りにくかったり、ミスが出やすかったりして、フォームを覚える前に心が折れちゃいます💦
その点、7番アイアンは扱いやすくて打感も分かりやすいので、
スイングの感覚を掴むにはピッタリなんです!
ステップ②:腰〜肩の高さで振る!
次に意識するのは、振り幅のコントロール。
テークバック(クラブを引く動き)も、フォロースルー(振り抜く動き)も、
だいたい腰〜肩の高さまでに収めるように意識しましょう。
「え、こんなに小さくていいの?」と思うかもしれませんが、
この振り幅でしっかり当てられるようになると、体の使い方・重心のバランスが自然と身につきます。
ステップ③:打った後はフィニッシュで静止!
最後のステップは、「打った後にピタッと止まる」こと!
フィニッシュの姿勢で1〜2秒静止してみてください。
これはプロゴルファー・片山晋呉選手も徹底しているポイントです。
なぜなら、止まれる=スイングが安定している証拠だから。
逆に、打った直後にふらついたり、フィニッシュでグラつくようなら、
どこかで無理な力が入っているか、軸がブレている可能性アリです。
この3ステップを繰り返すことで、
「飛ばす力」よりも「当てる技術」や「安定感」が自然と身についてきます。
ハーフスイングは、地味だけど超効果的な練習法。
続ければ続けるほど、ゴルフの基礎力がグンと上がりますよ!
片山晋呉選手のようなスイングを目指すには?

ハーフスイング+「クラブを感じる意識」がカギ!
片山晋呉選手のスイングを見ていると、
大きく振り回しているわけじゃないのに、とにかく安定していて正確。
その秘密は、ただ振るだけじゃなく、
「クラブそのものをしっかり感じている」ことにあります。
片山選手は、練習中にこんなポイントを丁寧に確認しています👇
- クラブの重さ
- フェースの向き
- 手元の位置
つまり、ただスイングの形だけをなぞるのではなく、
“クラブと会話するようなイメージ”でスイングしているんです。
練習中に意識したい3つのこと
① インパクトでフェースの向きを揃える
→ 打点のズレや球の曲がりを防ぐためには、フェースが目標方向を向いていることが超大事!
② 手元の位置を体の中心でキープ
→ 手元がブレるとスイング軌道が崩れます。
常に“おへその前あたり”を意識すると、クラブとの一体感が出てきますよ。
③ クラブヘッドの重みを利用する
→ 無理に力を入れて振るよりも、クラブの重さに身を任せることでスイングがスムーズに!
「振る」じゃなくて「運ぶ」感覚をつかめると、
あなたのスイングもどんどん片山選手のような
“しなやかで芯を食うスイング”に近づいていきます!
【まとめ】ハーフスイングこそ、最速で上達する近道!
「もっと飛ばしたい!」「かっこいいフルスイングがしたい!」
ゴルフを始めたばかりだと、そう思う気持ち、すごくよく分かります。
でも、そのフルスイングを安定させるためには、まず“土台”が大切。
片山晋呉選手のように、丁寧なハーフスイングをコツコツ積み重ねることで、
スイングのブレが減り、驚くほどミート率も安定してきます。
最初は地味で物足りなく感じるかもしれません。
でも、それこそが「ゴルフ上達の王道」。
✅ 軸がブレない
✅ フェースが正しく当たる
✅ 自分のスイングに自信が持てる
こうした“ゴルフの基礎力”が身につくのが、ハーフスイングなんです!
というわけで、もしあなたが
- 「最近ショットが安定しない…」
- 「何を練習したらいいか分からない」
- 「初心者だけど、ちゃんとうまくなりたい!」
という思いがあるなら、ぜひ今日からハーフスイングを取り入れてみてください!
未来のあなたのスイングが、きっとガラッと変わりますよ!
ご覧いただきありがとうございました。
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