ゴルフ

90台が切れない人に陥りやすい考え方:ナイスショット

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1. ナイスショット病とは?

✅ ナイスショット病の定義

「ナイスショット病」とは、ゴルフで常に完璧なショットを狙いすぎてしまうこと

スイング練習を一生懸命やっている人ほど、この病気にかかりやすい傾向があります。

✅ ナイスショット病の典型的な行動パターン

ナイスショット病の人には、以下のような特徴があります。

  • 毎回「完璧なショット」を狙いすぎてしまう
  • ピンを直接狙い、OBやバンカーにつかまる
  • 無理なクラブ選択をしてしまう(例:3Wをティーショットで使う、長いアイアンで攻めすぎる)
  • 良いショットを打つことが目的になり、スコアを無視してしまう
  • ミスショットを反省せず、「たまたま」と片付けてしまう

結果として、スコアが安定せず、大叩きするホールが必ず出てしまうのです。


2. なぜナイスショット病にかかるのか?

✅ 友人や同伴者の「ナイスショット!」に気を取られすぎ

ゴルフでは、同伴者が「ナイスショット!」と言ってくれることがよくありますよね。これはゴルフの楽しい部分でもありますが、問題なのは「ナイスショットを打たなければならない」と無意識にプレッシャーを感じてしまうことです。

「カッコよく見せたい」「いいショットを打ちたい」と思うことで、無理な攻め方をしてしまい、結果的にスコアを崩す原因になります。

✅ プロの映像を見すぎて「理想のボール」を求めすぎる

YouTubeやテレビで見るプロゴルファーのショットは、確かに美しい。しかし、プロと同じようなショットをアマチュアが再現するのは現実的ではありません。

プロのような完璧な弾道を目指すのではなく、自分の実力に合ったショットを選択することが大切です。


3. ナイスショット病のデメリット

❌ 一発のナイスショットを狙いすぎるとスコアが崩れる

ナイスショット病の一番の問題点は、スコアが安定しないことです。

  • ピンを狙いすぎて、グリーンオーバー → 3パット
  • 無理なクラブ選択で大ミス → ダボ・トリプルボギー
  • 一度のOBで一気にスコア崩壊

ナイスショットを狙うほど、リスクが増えるのです。


4. ナイスショット病を克服する方法

✅ 「ナイスショット」より「ナイスミス」を意識する

ゴルフで大事なのは、「完璧なショット」ではなく、「悪くてもスコアを崩さないショット」を打つことです。

例えば、フェアウェイ右側にOBがある場合、「左ラフでもいいから、確実にフェアウェイに置く」という考え方が大切です。

✅ 狙うのはピンではなく「安全なエリア」

ピンを狙うのではなく、安全なエリアに運ぶことを最優先にする だけでスコアは安定します。

  • ピンではなく、グリーンセンター狙い
  • グリーンに乗らなくてもOK、手前の花道を狙う
  • バンカー手前で止めるのも選択肢

ピンを狙ってグリーン奥にこぼれるより、安全なルートを取る方がスコアは安定します。

✅ パーオンを狙わず「ボギーオン」でもOK

100切りを目指すなら、「ボギーオン(3打目でグリーンに乗せる)」という考え方が大事です。

すべてのホールでパーオンを狙う必要はありません。むしろ、パーオンを狙ってミスするより、確実にボギーを取る方がスコアは安定します。

✅ 「ミスしてもいいクラブ選び」をする

例えば、170ヤードのパー3で5番アイアンがギリギリ届く場合、無理に5番アイアンを選ぶのではなく、少し余裕のあるクラブでコンパクトにスイングする 方が成功率は高まります。

ミスしてもいい選択をすることが、スコア安定のカギです。


5. まとめ

ナイスショット病は、100切りできないゴルファーがハマりやすい罠です。

ナイスショットを狙いすぎるとスコアが崩れる
「ナイスミス」を意識すればスコアは安定する
ピンを狙わず、安全なエリアに運ぶプレーを心がける
無理にパーオンを狙わず、ボギーオンでOK!ミスしてもリカバリーしやすいクラブ選びをする

ゴルフは「ナイスショット」よりも「泥臭くスコアをまとめる」ことが大事。

100切りを達成したいなら、ナイスショット病から卒業しましょう!

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300ヤードゴルファーの日常

    ABOUT ME
    hiroki
    2000年4月2日生まれ。香川県出身。2023年に日本大学ゴルフ部を卒業。 大学時代までは、現在の有名プロゴルフファーと共に練習を重ねプロを目指すも諦め、新たにgolfブログを歩み始めた。 筋トレやストレッチなどの専門家を招いた講習会に多数参加して得た知識を皆さんに共有